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三春ダム関連の論文一覧

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三春ダム関連の論文一覧

三春ダム（さくら湖）では、「地域に開かれたダム」として、これまで多数の調査研究が実施されてきました。成果は、国内のみならず、海外の学術誌にも公表されています。

ここでは、三春ダム管理開始（平成10 年（1998 年）4 月）から令和3 年（2021 年）1 月までの期間に公表された、査読付き、あるいはそれに準じる論文等を対象に、水質・底質等、ダム湖内生態、陸域生態、ダム下流生態、気象、その他の6 つのカテゴリーにわけて、論文等の一覧を掲載しました。

水質・底質他

  1. 三春ダムさくら湖の水質保全対策（1999[H11]）清水俊昭・矢沢賢一・丹羽薫，ダム技術，No.143，p71-81．
  2. 三春ダム湖の富栄養化と前貯水池の流入負荷捕捉特性（2000[H12]） 佐藤洋一・法霊崎健史・中村玄正，環境工学研究論文集，第37 巻，p201-207．
  3. 三春ダムにおける取り組み～水質保全対策、下流土砂還元～について（2004［H16］）大類正法，河川，2004-6 月号，p20-23．
  4. 貯水池干し上げによる水質保全への取り組み－三春ダムの事例－（2006[H18]） 阿部真也・盛谷明弘，平成18 年度ダム水源地環境技術研究所所報，p24-31．
  5. 三春ダムの水質保全対策（2007[H19]）山下洋太郎・長岐岳彦，河川，2007-3 月号，p40-43．
  6. ダム湖における越冬Microcystis sp.の再浮上支配要因の検討（2008[H20]）牛島健・嶋国吉・山崎幸司・柴田敏明・大嶋光男・矢沢賢一，環境工学研究論文集，第45 巻，p131-137．
  7. 三春ダムにおける底層嫌気化対策に関する研究（2008[H20]）牛島健・小川明宏・森川一郎，平成20年度ダム水源地環境技術研究所所報，p10-16．
  8. 三春ダム貯水池における温度躍層制御による濁水放水と水質保全（2008[H20]）阿部真也・盛谷明弘・岡野眞久・渡邉和足，ICOLD 第75 回年次例会シンポジウム論文（要約），p61-62．
  9. ダム貯水池の貧酸素深層水中における再沈殿による鉄・マンガンの拡散抑制機構（2010[H22]）牛島健・森川一郎・大嶋光男・柴田敏明・中沢重一，河川技術論文集，第16 巻，p295-300．
  10. 深層曝気施設の停止が深層水塊へ与える影響－三春ダムの事例（中間報告）－（2010[H22]）木村文宣・金山拓広・田中靖・高橋定雄，平成22 年度ダム水源地環境技術研究所所報，p3-11．
  11. 三春ダムの植物プランクトンと懸濁物質を中心にした物質循環解析（2010[H22]）梅田信・柴田光彦・牛島健・田中仁，環境工学研究論文集 ，第47 巻，p175-183．
  12. WATER QUALITY MODELING IN MIHARU RESERVOIR（2012[H24]）Duong Hai THUAN・MakotoUMEDA，東北地域災害科学研究，第47 巻，p129-134．

ダム湖内生態

  1. 三春ダム貯水池末端部の植生変遷（2001[H13]）齋藤大・浅見和弘・渡邊勝，応用生態工学，4(1)，p65-72．
  2. さくら湖（三春ダム）の水位低下がオオクチバスの繁殖に与える影響（2003[H15]）齋藤大・宇野正義・伊藤尚敬，応用生態工学，6(1)，p15-24．
  3. ダム湖における外来魚の生息状況の把握と防除手法の検討（2006[H18]）大杉奉功・五十嵐崇博，平成18 年度ダム水源地環境技術研究所所報，p57-61．
  4. ダム湖の水位低下操作を利用した特定外来魚の防除方法（2011[H23]）大杉奉功・木下誠也・熊澤一正・浅見和弘・中沢重一，ICOLD 第79 回次年例会シンポジウム発表論文，大ダムNo.216，p68-72．
  5. 微量元素分析によるダム湖内生息魚類の生息場所判別手法の検討（2011[H23]）石崎陽子・渡邉泉・野田香織・東信行，土木学会論文集，G67 巻，pIII_311-316．
  6. 三春ダムにおける特定外来魚対策を通じた生物多様性保全の取組（2011[H23]）中沢重一，河川，2011-3 月号，p28-32．
  7. ダム湖の水位低下を利用した定置網による外来魚捕獲とその効果（2012[H24]）熊澤一正・大杉奉功・西田守一・浅見和弘・鎌田健太郎・沖津二朗・中井克樹・五十嵐崇博・船橋昇治・岩見洋一・中沢重一，応用生態工学，15(2)，p171-185．
  8. オオクチバスが優占する前貯水池の魚類群集構造と水抜きによる駆除とその後の変化（2013[H25]）土岐範彦・大杉奉功・中沢重一・鎌田健太郎・熊澤一正・浅見和弘・中井克樹，応用生態工学，16(1)，p37-50．
  9. Conditions of establishment for the Salix community at lower-than-normal water levels along a damreservoir shoreline（2013[H25]）Kazuhiro Azami・Asako Fukuyama・Takashi Asaeda・Yuko Takechi・Shigekazu Nakazawa・Kazumi Tanida，Landscape and Ecological Engineering，9(2)，p227-238．
  10. Effects of sampling seasons and locations on fish environmental DNA metabarcoding in damreservoirs(2020[R2]) Kana Hayami・Masayuki K. Sakata・Takashi Inagawa・Jiro Okitsu・Izumi Katano・Hideyuki Doi・Katsuki Nakai・Hidetaka Ichiyanagi・Ryo O. Gotoh・Masaki Miya・Hirotoshi Sato・HirokiYamanaka・Toshifumi Minamoto, Ecology and Evolution, 2020;10, p.5354.5367.

陸域生態

  1. 三春ダムの試験湛水が斜面の植生群落の組成に与えた影響（2003[H15]）浅見和弘・影山奈美子・伊藤尚敬，植生学会誌，Vol.20 No.2，p71-82．
  2. 三春ダムの試験湛水において冠水した湖岸の樹木の成長量の変化と枯死（2004[H16]）浅見和弘・影山奈美子・小泉国士・伊藤尚敬，応用生態工学，6(2)，p131-143．
  3. 三春ダムにおける試験湛水による湖岸の樹林への影響（2005[H17]）浅見和弘・伊藤尚敬，ダム技術，No.230，p19-27．
  4. アーカイブ衛星データを用いた建設事業の植生への影響のモニタリング（2008[H20]）大野博之・八村智明・齋藤大・浅見和弘，環境情報科学，37-3，p106-117．
  5. 試験湛水時に冠水したフクジュソウ群落の12 年間の変遷（2009(H21)）浅見和弘・沖津二朗・齋藤大・影山奈美子，応用生態工学，12(1)，p13-20．
  6. Meteorology and species composition of plant communities, birds, and fishes before and after initialimpoundment of the Miharu Dam Reservoir, Japan（2012[H24]）Kazuhiro Azami・Mariko Takemoto・Yasunori Otsuka・Satoshi Yamagishi・Shigekazu Nakazawa，Landscape and Ecological Engineering，8(1)，p81-105．
  7. 保全措置として実施したフクジュソウ（Adonis ramosa）の移植－14 年にわたるモニタリングと将来予測－（2014[H26]）加藤絵里子・浅見和弘・竹本麻理子・沖津二朗・中沢重一・松田裕之，応用生態工学，16(2)，p77-89．
  8. 三春ダム貯水池湖岸における水位変動域のアカネズミ（Apodemus speciosus）による利用（2014[H26]）西田守一・浅見和弘・荒井秋晴，応用生態工学，16(2)，p107-117．
  9. アレチウリが三春ダム湖畔に拡がる理由と防除の可能性（2019[H31]）浅見和弘・影山奈美子・三浦博之・一柳英隆・浅枝隆，応用生態工学，21(2)，p159-170．

ダム下流生態

  1. 三春ダム下流河川の植生変化（2001[H13]）浅見和弘・齋藤大・児玉奈美子・渡邊勝，植生学会誌，Vol.18，p1-12．
  2. 付着藻類の変化から捉えたダム放流の効果（2002[H14]）大野博之・齋藤大，応用地質技術年報，No.22，p1-12．
  3. 三春ダム下流河川における土砂供給試験（2002[H14]）伊藤尚敬，ダム技術，No.193，p64-69．
  4. ダム放流効果の検討のための超低空リモートセンシングによる付着藻類調査（2004(H16)）大野博之・齋藤大・伊藤尚敬・後藤惠之輔，土木学会論文集，No.769/VII-32，p65-74．
  5. 三春ダムにおけるフラッシュ放流によるダム下流河川の環境改善について（2005[H17]）小部貴宣・浅見和弘・大杉奉功・浦上将人・伊藤尚敬，応用生態工学，8(1)，p15-34．
  6. 三春ダムにおける土砂下流還元の効果について（2005[H17]）山下洋太郎・木村康文，河川，2005-12月号，p65-70．
  7. 土砂還元による河床の再生 三春ダムでの取組み（2006[H18]）山下洋太郎・木村康文・大杉奉功・浅見和弘，土木技術， 61 巻4 号，p60-66．
  8. ダム下流河川における試験湛水時に流量制御、その後の粗粒化と土砂還元に伴う底生動物の変化－11 年間にわたる三春ダム下流河川のモニタリング結果－（2011[H23]）西田守一・浅見和弘・石澤伸彰・熊澤一正・中沢重一，応用生態工学，14(1)，p63-74．
  9. 三春ダムにおける付着藻類の剥離に効果的なフラッシュ放流のタイミングの検討事例（2017[H29]）浅見和弘・影山奈美子 ・山内尚也・米内祐史・沖津二朗・小山幸男，応用生態工学，19，ｐ203-210．

気 象

  1. 三春ダムにおける試験湛水前からの風向・風速の変化（2005[H17]）浅見和弘・小泉国士・西田栄幸・大類正法，ダム技術，No.226，p40-59．

その他

  1. 平成10年8月末豪雨“三春ダム・洪水全量カット！”（1999[H11]）渡邊勝，河川，1999-2 月号，p40-42．
  2. ダム湛水前からの自然環境の変化と環境改善、地域啓蒙活動－応用生態工学研究所の10 年間の成果－（2005[H17]）熊澤一正・齋藤大・浅見和弘，応用地質技術年報，No.25，p1-19．
  3. 特定外来魚を捕まえ、野菜とリンゴを育てた話（2007[H19]）浅見和弘，（社）北海道土地改良設計技術協会報文集，第19 号，p47-52．
  4. ダム貯水池内で大量捕獲した特定外来魚の有効利用（2007[H19]）大杉奉功・山下洋太郎・柳川晃・浅見和弘，ダム技術，No.249，p63-70．
  5. 特集東北地方の侵略的外来生物問題－その被害と対策－ダム湖における特定外来魚の生息状況と防除手法の検討（2008[H20]）浅見和弘・大杉奉功・五十嵐祟博・西田守一・矢沢賢一，日本生態学会東北地区会会報，68，p25-31．
  6. 下流の洪水状況に配慮したダム操作－台風15 号に伴う、三春ダム全量カット操作について－（2012[H24]）本多吉美・大驂博昭・高橋倫生，河川，2012-11 月号，p23-26．
  7. さくらの里で輝く“さくら湖”～三春ダム～（2015[H27]）松崎厚史，ダム技術，No.342，p120-123．
  8. 応用生態工学研究所の研究の現状（2017[H29]）沖津二朗，応用地質技術年報，No.36，p101-106．
  9. ダム水源地域活性化－三春ダム20 周年記念事業の事例－（2018[H30]）山本慎太郎・沖津二朗・最上友香子・浅井直人，平成29 年度研究成果水源地環境技術研究所所報，p38-46．

【論文著者一覧】

浅井直人，浅枝隆(Takashi Asaeda)，浅見和弘(Kazuhiro Azami)，東信行，阿部真也，荒井秋晴，五十嵐崇博，石崎陽子，石澤伸彰，一柳英隆(Hidetaka Ichiyanagi)，伊藤尚敬，伊藤寛，稲川崇史(Takashi Inagawa)，岩見洋一，牛島健，宇野正義，梅田信(Makoto Umeda)， 浦上将人，大嶋光男，大杉奉功，大塚康範(Yasunori Otsuka)，大野博之，大驂博昭，大類正法，岡野眞久，小川明宏，沖津二朗(Jiro Okitsu)，奥村興平，小山幸男，影山奈美子(児玉奈美子)，片野泉(Izumi Katano)，加藤絵里子，金山拓広，鎌田健太郎，菊地裕光，木下誠也， 木村文宣，木村康文，工藤勝弘，熊澤一正，小泉国士，後藤惠之輔，後藤亮(Ryo O. Gotoh)，小西千里（Chisato Konishi），小部貴宣，齋藤大，坂田雅之(Masayuki K. Sakata)，佐藤博俊(Hirotoshi Sato)，佐藤洋人，佐藤洋一，柴田敏明，柴田光彦，清水俊昭，嶋国吉，鈴木義孝， 高橋定雄，高橋倫生，武地優子(Yuko Takechi)，竹本麻理子(Mariko Takemoto)，田中仁，田中靖，谷田一三(Kazumi Tanida)，土居秀幸(Hideyuki Doi)，土岐範彦，富岡浩，富森叡，中井克樹(Katsuki Nakai)，長岐岳彦，中沢重一(Shigekazu Nakazawa)，中村玄正，ｼ川潮(Nisikawa Usio)，西田栄幸，西田守一，丹羽薫，野田香織， 橋本瞳（Hitomi Hashimoto），八村智明，速水花奈(Kana Hayami)，樋口貴哉(Takaya Higuchi)，福山朝子(Asako Fukuyama)，船橋昇治，法霊崎健史，堀井貴之，本多吉美，牧野渡(Wataru Makino) ，町田龍二(Ryuji J. Machida)，松崎厚史，松田裕之，松本聡，三浦博之， 源利文(Toshifumi Minamoto)，最上友香子，森川一郎，盛谷明弘，矢沢賢一，柳川晃，山内尚也，山岸哲(Satoshi Yamagishi)，山崎幸司，山下洋太郎， 山中裕樹(Hiroki Yamanaka)，山本慎太郎，吉田直哉(Naoya Yoshida)，米内祐史，渡邉泉，渡邉和足，渡邊勝，Duong Hai THUAN，Lekkala Vamsi Krishna，Mudalige Don Hiranya Jayasanka Senavirathna （計110 名，五十音順，英文論文執筆者は英語標記の氏名も併記）

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